情報処理学会で B4 中西さんと西出さんが発表
情報処理学会 IOT(インターネットと運用技術)研究会および情報処理学会 全国大会で、B4 の中西さんと西出さんが卒論の成果を発表しました。 IOT 研究会は沖縄県宮古島市で、全国大会は神奈川県横浜市で開かれました。
- 中西 奏人, 穐山 空道: “キャッシュ構造脆弱性の強化学習による探索における無駄な操作の削減”
- 西出 虎之介, 渡邉 和樹, 南 豪介, 鷲尾 元太郎, 穐山 空道: “計算可能ストレージを用いたログ構造化ファイルシステムへの変換によるランサムウェア対策の提案”
中西さんの研究は、 あるキャッシュ構造のキャッシュタイミング攻撃への耐性を評価する機械学習手法を効率化するものです。 キャッシュタイミング攻撃は Spectre 攻撃や Downfall 攻撃でキャッシュに不正に移動させたデータを推測するためのビルディングブロックとして使われる大きな脅威です。
また西出さんの研究はデータを暗号化して利用不能にするランサムウェアへの防御をユーザの負担なく実現することを目指すもので、三菱電機との共同研究の成果です。
おまけ:宮古島名物 ヤギ汁