第 35 回コンピュータシステム・シンポジウム(ComSys 2023)で、B4 の橋本さんがゲームチート防止に関する以下の発表を行いました。 論文の PDF はこちらにあります。

  • 橋本 直樹, 穐山 空道: “GPU によるメモリ書き換え監視を用いた高信頼アンチチートシステムの提案”

ComSys は情報処理学会のシステムソフトウェアとオペレーティング・システム研究会(通称 OS 研究会)が毎年行っているシンポジウムで、今年で 1987 年から続く由緒正しい学会です(穐山と同い年!)。

参加者は大学関係者のほか企業からの方も多く、ポスター発表を通じて研究内容についての有意義な議論ができたと同時に、初めてこの研究を知る人に分かりやすく伝える練習にもなったと思います。

本研究のメインアイディアは「GPU からホスト(CPU 側)のメモリ内容を監視」してゲームチートを防止することです。 これによりホスト内で OS と同等の権限を与える必要がなく、かつチートツールにとって回避しづらいシステムとなることを目指しています。 より詳しくは論文の PDFを読んだり、読んでも分からない or もっと詳しく聞きたいことがあればお気軽にお問い合わせください。