昨年の様子

昨年のアンチサイバークライムカフェは 2024 年 6 月 22 日(土)に開催し、大学生 15 名、専門学校生 4 名、高校生 31 名の計 50 名に参加頂きました。 昨年の参加者の中から 2 名の体験談をご紹介します。
洛陽総合高校 2 年生(当時) I さん
はじめに
令和6年6月22日、イオンモール京都にて「Anti Cyber crime Cafe 2024」が開催されました。 ここでは、そのイベントにて私が体験したことや感じたことを自分なりに述べさせていただきます。
本文
イベントの内容は参加者がグループに分かれ、メンバー同士で約5時間、サイバー犯罪被害防止のためのアイデアを出し合うというものでした。 当日はグループでの顔合わせ、アイデア出し、発表(プレゼンテーション)、審査、表彰を行いました。 グループメンバーの多くは初対面だったため初めはとても緊張しました。 しかし、どの方もフレンドリーで優しい方たちだったため時間が立つに連れ少しずつ緊張はほぐれました。会場には参加者がリラックスした状態で活動するために飲み物やお菓子などが用意されていて、とても助かりました。
このイベントで、私が一番楽しかったのは発表(プレゼンテーション)でした。 自分たちのグループとは全く異なる視点で課題の解決を目指すアイデアなどが多くあり、どのグループの発表も面白かったからです。
さいごに
今回のようなイベントには複数回参加したことがありますが、オフラインで参加したのは初めてだったため、とても良い経験となりました。 オフラインであれば、コミュニケーションを取る際に相手の様子などがわかりやすいため、対面して行うことの魅力を改めて感じました。
他にも初対面の方たちとなにかに取り組む良い経験にもなったため、参加して良かったと強く思います。来年も可能であれば参加したいと思っています。
立命館大学情報理工学部 4 回生(当時) 石川綾人 さん
はじめに
初めまして,昨年の ACC’2024 に参加させていただいた,立命館大学サイバーセキュリティ研究室の石川です. 今回は,その時の様子を私の体験に基づいて述べさせていただきます.
当日
イベント全体の流れとしては,グループ顔合わせ,課題設定,アイディア出し,発表,審査という形でした.会場に着いてまず驚いたのは,高校生などの若い参加者が多かったことです.もちろん大学生の方もいらっしゃいましたが,年代が幅広く専門的な知識を持っている人の方が少ない印象でした.グループ分けについては,あらかじめ運営が行ってくれていました.グループに分かれるのがあまり得意ではない私にとってはありがたかったです(笑).アイスブレイクとしてチームの名前を決めたりしながら自己紹介をして,課題が発表されました.その際,課題に取り組むうえで知っておくべき知識を補完するための資料が配布され,グループの中で何もわからない人がいない状態で話し合いをすることができました.午前中は主にアイディア出し,午後にはアイディアの精査と発表資料の作成という流れでした.机にはお菓子が置かれていて飲み物もあり,非常にラフな形で話し合いできました.( 旦_(-ω- ,,)マターリ )
私のグループでは高校生のアイディアを核として進めていくことになったのですが,発表できる形に持っていくために要望を正確に聞き取って他の案で補強していく必要がありました.グループ全員で様々なアイディアを出して 1 つのアイディアにしていく過程が楽しかったです. (まとめ中…〆(・ω・o) カリカリ) こうしたアイデアソンとしての活動の他に色んな社会人の方とお話しする機会がありました.スポンサーの株式会社コアと株式会社 CAPCOM の方以外にも,京都府警サイバーセキュリティ対策本部や警察庁の方など普段お話しできない人とお話しできました.ここでは話せないですが,警察庁の方には実際の業務時のエピソードを聞けて非常に面白かったです.私は就活を控えている身なので,色んな分野の人々のお話を聞けるのは非常に参考になりました. ((ノロдロ-) ジツハネ… ∑(゚Д゚)ファッ!!?)
迎えた発表では,他グループの様々な発表を聞くことができました.動画や歌を作って発表しているグループもあり,同じようなアイディアであってもアプローチや発表の仕方が違うことですべてが被ることはありませんでした.中にはアニメキャラのモノマネをしながら発表しているところもあって非常に面白かったです(プルスウルトラ! o(・д´・+)9”).
ちなみに私のグループは普通の発表をして入賞できませんでした.((( ; ´•ω•` ; )))クヤシイ (※目立ったプレゼンを助長する発言ではありません)
終わりに
アイデアソンなどの外部イベントに参加するのは今回が初めてだったのですが,明るい雰囲気で気負いせずに過ごせました.イベント全体を通して幅広い年代の人たちと話すことになり,社会でのコミュニケーションに近かったと思います.学校の友達などは基本的に年代も同じで、持っている知識も大体同じですが,今回集まったグループメンバーは年齢,学部もバラバラで普段とは全く違う環境でした.そんな中でコミュニケーションをとり,役割分担をしながら決められた時間内に成果を出すのは非常に貴重な経験でした.
このイベントは,ハッカソンとは違い,アイディアを出すことを目的としたイベントなので敷居が低く専門的な知識がない人でも楽しめるイベントだと思います.加えて,民間の人々を対象として話し合いをするため色んな立場の人からの意見が重要になってきます.少しでも興味がある方は是非気軽に参加してみてください!(ง •̀ω•́)ง ᶠⁱᴳʰᵀ